コードネーム:ファンシー
こんにちは。だんだん暑くなりつつあります。
本格的に暑くなる前に用意しておきたいもの……、
それすなわちブランケット!
ブランケットに限らず何か四角い布状のもの!
屋外にいるときには必要ないけれど、屋内だと欲しくなるもの、四角い布!
ウッカリ冷房つけると、んでその部屋にずっといて、なおかつ座ったままじっとしていたりすると、首とか肩とか太ももとかがキンキンに冷えてしまうからね!
というわけで編んでいきたいと思います。夏用の四角い何かを。
別に四角い布である必要もないんですが、個人的な好みです。私は四角い布状のものが好きです。そしてブランケットという名前も好きなのでブランケットと呼んでいます。使い道は完全にひざ掛けなんですが、そこはまあ、それほど厳密でなくともよいかと思いまして。まあまあ。どうどう。
材料はこちら。
余り糸です。
ごしょう産業の「カジュアルコットン段染め」です。リンク貼ろうかと思いましたが、今はなき糸でした。とっくに販売終了になっていました。数年前に買った糸がすでに販売終了という、時間の流れというのか、諸行無常っぷりにしばし呆然としました。
妙な残りっぷりですかね。長袖のニットを編もうと思い糸を買い、実際に編んだのは半袖だったのでこういう残り方になりました。糸が足りないのも地獄ですが、糸が余るのもまた地獄……、地獄とまではいきませんがちょっと困る感じですね。まあ、そんな余り糸を消費していきたいと思います。
ハッ、編み始めようとして気づきましたが、編み図には著作権があるのだろうか。調べてもよくわからない、意匠に著作権がある? ブログに勝手に載せてもいいものなのかい?
よくわからないので適当に編むことにしました。編み図など要らん!
う、うむ……。何といっていいのか、シンプル。
輪の作り目ではなく、平たく長編みを延々編んで最後にぐるっと一周、くさり編みのループを編みつけたものです。個人的に、最後にとじ針でまとめてつなげるよりも、つなげながら編むほうが精神的に楽なので、つなげながら編み隊。
このモチーフっぽいものをたくさん編むのじゃ!
まずは2個。
色違いで交互につなげていこうという計画です。
なんか写真がブレ気味。そして周囲のくさり編みループが多すぎる気がしないでもないですが、そのせいでつなげるのに時間かかってる気がしないでもないですが、もはや引き返せません。ここまで来たら突っ走るのみよ!
いや、まだ2つだったら引き返せますけどね。というか糸全部使って編んでいても、ほどけばやり直しがききますけどね。それが編み物ですけどね。そして編み図はやっぱり必要ですね。
4個~。
すごい影。ちゃぶ台にモチーフ載せて写真撮ってるんですが、ちゃぶ台が部屋のはじっこにあるせいでどう撮ってもマイ影が落ちて、このありさま。
5個~。
だんだんちゃぶ台が狭くなってきました。この時点で60センチくらいになったので、モチーフ5枚で1段にしようと決意。そして相変わらず影。
2段目~。
またもやブレブレ&マイ影が落ちてる。
勢いでこのまま完成させようかと思ったら、指の皮がむけました。おそらく乾燥と摩擦が原因で。久々に編み物したらこのありさまよ……。おまけに握力が落ちていたのか、手のひらの筋肉が痛い。糸がすべるんで指で踏ん張ってたら筋肉痛。
ハンドクリームを塗り込みつつ3日くらい経ったらどっちも直りました。痛みがなくなったので再開。新しい皮よ、こんにちは。
3段目~。
相変わらず影です。影と光の謎の競演です。
4段目と影。
キーボードがやけにはっきり映っているのはなぜなんだ。
そしてここでピンクっぽく映ってる糸、実際はうっすいピンクと紫の段染め糸なんですが、こっちのほうの糸がなくなりました。
というわけでモチーフ部分、モチーフ部はこれにて終了。ちゃぶ台がきゅうくつになったとは言ってもまだちょっと小さい感じなので、あとは縁編みで何とかするしかあるまい。
いや、ひざ掛けとして使うんだったらひざが隠れる大きさがあればいいんですが、個人的な好みはもうちょっと大きい四角なもので。
というわけで余り糸その2。
こちらもごしょう産業の糸なんですが、すでに販売終了していました。おいおい、過去の糸ばかりじゃないか……。
「おさんぽdiary」という糸ですね。ポリエステルと麻が入った糸です。
テープヤーンです。雑貨用のテープヤーンなんですかね。麻のせいなのか、茎がカジュアルに混ざっていたりします。
以前この糸で帽子を編んだら、ギチギチに編みすぎたのか、やけに重い帽子ができた思い出があります。RPGだったら呪いの装備に分類されそうな重い帽子。
テープヤーンはギチギチ編む糸ではなく、もっとゆったり目に編んで糸の調子の変化を楽しむものなのかもしれませんが、それにしてもこの糸は重い。スカスカに編んでも重いのでは。糸長のわりに重さがずっしり来る糸というイメージで、買ったはいいものの個人的になかなか使えずにいた糸でした。
さっきからディスってばかりですね。いや、わたくし、ごしょう産業糸のファンなのですが、褒めちぎりたいフェイバリット糸、フェイバ糸は、もうすでにほかのものを編んでしまっているのでのう……。余り糸に関して何か言おうとするとこうなってしまうということに気づきました。これ以上、糸に関して何かを言おうとしないほうが良さそう。
さあ、この糸で縁編みをしようぞ!
縁編み隊。
う、うむ……。
色が何か……。ファンシー? 思ってたよりファンシー寄り?
「おさんぽdiary」のラベルにはカギ針7から8号と書いてあったので、6号だとちょっと針が小さい感じですね。いや、大きめの針で編みたいのはやまやまなんですが、モチーフ部分と縁編み部分、針の号数を変えてしまって収拾がつけられるのかどうか、自信がなかったもので。
あ、書き忘れてた。段染め糸はカギ針2から4号とラベルに書かれていたので、6号針で編んでいました(なぜ)。私はギチギチに編む派で、ラベルに書かれたとおりの号数だとギチギチになってしまうので太めの針で挑むことにしています。
できた~!
ううむ……。やっぱりファンシー?
何か色の感じが……合ってるような合ってないような、縁編みにピンクを混ぜたせいで必要以上にファンシー感がアップしてしまったのか、何なのか……。
いや、ピンクをディスってるわけではないんですが。ピンクを合わせるんだったらモノトーンとか濃い茶色とか、そっちだったのかなと。色が白っぽい&多いせいでファンシー感がある……のだろうか。
このブログの色使いとも似てしまっていることに今気づきました。このブログの色は、好きな色を3色選んで使えるテーマを選んだので、スイカにまつわる色、緑と赤と黒にしようとしたら、文字が赤だとキツすぎた。なのでちょっと薄くして文字をピンクにしてみたという、特に私が望んだ色使いでもないようなアレなんですが、なぜその色使いに似るのだろうか。心の底では自分のブログの色使いが大好きなのだろうか。
いやあ……普段地味な色のほうが好きなのですが。謎のファンシー感にビビる。いいじゃないか単なるひざ掛けなんだし、多少ファンシーでも。とは思うものの、どんな顔でファンシーひざ掛けを使えばいいのだろう。真顔? 真顔でファンシーひざ掛けを使う中年が爆誕する夏・2019なのか?
広げてみた。
最終的に床に置くことになりました。ちゃぶ台から床への躍進。このあと洗濯するしいいか、と思ったもので。
写真の枠からハミ出してる……。私には写真をうまく撮れない呪いでもかかっているのだろうか。
写真からハミ出してる部分、はじっこがちょっと波打ってます。あ~やっぱりちょっと針が小さかったのだろうか……。編地が無駄にしっかりしてしまった。洗濯したら落ち着くのかもしれない。洗濯したら波が収まるのかもしれない。洗濯にいちるの望みを託すスタイル。
そしてファンシー。
コードネームはファンシー。
写真はちょっと色が濃い目に映ってるんですが、実際はもうちょっと薄めの色で、よりファンシーです。moreファンシー。
ファンシーファンシー言いすぎてファンシーっていったい何なのかがぼやけつつあります。元々単なる主観で言ってただけだったのが、さらによくわからなくなってきた。
ううむ。今年はこれ編んだらもう編み物はいいや、おなかいっぱい……と思いながら編んでいたけども、何かが納得いかない。もうちょっと地味な色のものを編みたいような、しかしそんなエネルギーが私にあるのかどうか。もう1枚四角い何かを編んでしまうのだろうか。四角くて、地味な何かを。ブランケットを。
どうだろか。自分用以外のものを編まない派なので、派というか編んだものを贈る相手もおらんし、いたとしてもきっと誰のためにも編まないでおなじみの私なので、そうでもしないと糸の消費がはかどらない気もする。人のために編むとプレッシャーがすごそうできっと編めん。着られないもの、使えないものをあげてしまうわけにもいかんし。気の向くまま、ふわふわとお気楽には編めなくなりそう。いやそんな根も葉もない想定はどうでもよかった。
まあ、未定。編めたらいつかきっとブログに書こう。きっといつか……(ダメそう)。
唐突に曲紹介。
「ブランケット」が歌詞に入ってる歌の中で、個人的に一番好きな曲です。
この曲の映像、今まで見たことありませんでした。映像が演歌っぽい気がする。海のせいなのか。
別に演歌が悪いわけではないんだけど、特に演歌っぽい曲でもないのに、なぜ映像だけが演歌調なのだろうか。不思議だ。不思議な映像を見てしまった。